わたしの小さな楽しみの1つに、たまにリアップを買うときに薬剤師さんと話すこと、があります。

薬剤師さんは必ず「使い方はご存知ですか?」と聞いてくださるので、「おかげさまで効いてます」と答え、免許証の写真をお見せします。
若い薬剤師さんですと、「すごい!増えてますね、この薬が効くのか実は疑っていたんです、今日から胸をはってお客様にお勧めできます!」と一緒に喜んでくださいます。
年配の薬剤師さんですと、「今までリアップで生えたのを見たこと無いんですが。どう使っておられるのか教えてもらえます?」と真面目な話しになります。
そんな気楽な会話を振り返ってみますと、「現実は厳しく、薄毛の改善はほとんど無いのでは?」と恐怖に思うようになりました。
薬を使うのは3.3%
先日、ロート製薬から外用ミノキシジルが発売されたおり、アンケート調査の発表もありました。

このグラフを見て、わたしも薄毛改善に、左から右へと取り組んだことを思い出しました。
シャンプーをあれこれ変え、食生活も改め、効かない薬用育毛剤をあれこれ買って。
左から右にゆくにつれ、男性型脱毛症、AGAの知識は深まってゆきます。
深まる知識とは裏腹に、髪がスカスカの状態になってやっと、6年も経ってやっと、AGA治療薬を使いました。

たった3.3%が発毛剤を使うに至るわけですが、「外用薬だけを試した」とか「数ヶ月だけした」という方も多いようです。
ヤフーニュースの発毛剤販売開始の記事には、「過去に薬を試しても生えなかった」というコメントがあふれていました。
フィナステリドと併用すれば良かったのに、1年ほど試してみたら良かったのに、とおせっかいに思ってしまいます。
AGA治療薬を適切に根気強く使った人の2~3割が著明改善したと、佐藤明男医師は文春のインタビューで話されていました。
正しい方法と辛抱強さでフサフサに戻れる人は、1%より少ないことになります。
狭き門ですね。
ちなみに1%という小さな数は、初恋の人と結婚できる確率と同じです。
失恋の苦さと酸っぱさを知らずに済む人は、たったの1%です。
わたしは99%の1人で、苦くしょっぱい経験をしました。

希望は生活習慣の改善
薬の効果がイマイチな7~8割も、生活習慣の改善をすれば、きっと髪は著明改善するとわたしは信じています。
確かに、治療薬は薄毛改善に大きな効果を発揮しますが、生活習慣の改善も薬に劣らぬほど、大きな効果があると思うのです。
つまり、薬を使い生活習慣の改善もすれば、97%の発毛フサフサのチャンスがあると言いたいのです。

なぜなら、わたしはなかなか薬が効かず、フィナステリドや外用ミノキシジルの説明書通りに髪は増えませんでした。
薬を使い始めてから2年ほど経った頃、モタモタした発毛に苛立ち、生活習慣の大改善も始めました。
●ファーストフードやラーメンやお菓子を控える
●自分にピッタリの洗髪を求め続ける
●適度な運動を習慣づける
これらは薄毛改善に限らず、清潔や健康を保つために必要なことですね。
健康にならないと、体にとって髪は一番最後の末端扱いで、なかなか生えてくれないのです。
結局、5年もかかることになりましたが、髪の回復はまずまず良好です。

かつてわたしは、自分に対して乱暴でした。
●ハンバーガー、ラーメン、甘いお菓子や塩辛いチップスが好きでした
●頭皮が痒いので洗髪に硬いブラシをゴシゴシと使っていました
●ジョギングしている人を見てダサいと思っていました

薄毛改善に取り組むことがきっかけとなり、単純で乱暴な自分を変えることが出来て良かったと思っています。
( 'ノェ')コッソリ 女性に対するときよりも優しく、自分に接するようになりました。
食事は体が喜ぶものを、洗髪は女性に触れるより優しく、ジョギングは優雅な腰使いでしております。

合体仏、ヤブユム
奈良の大仏さまが小さく思えるほど、衝撃的。
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